2014年以降、新築分譲マンションがたくさん販売されている理由

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ここ最近、新築分譲マンションがたくさん販売されていると感じませんか?

実際、2014年以降、新築分譲マンションの販売は増えています。

では、なぜ増えているのか?

それは今なら高く売れるからです。

アベノミクスと2020年オリンピック決定

2008年(平成20年)9月15日にリーマン・ショックが起こり、その2年半後の2011年(平成23年)3月11日に東日本大震災が起こり、住宅業界は2008年後半〜2012年までずーと冬の時代が続きました。

しかし、2012年12月に安倍晋三内閣によるアベノミクスが開始し、量的緩和によりインフレを目指す政策にシフトします。

インフレになるということは、お金の価値が下がり、モノの価値が上がるということです。

さらに、2013年9月7日に2020年夏季オリンピックが日本で開催されることが決定しました。

こうして、日本に対する成長期待から、株価と同様に住宅価格も上昇します。(株価と住宅価格は連動することが多いです)

住宅価格が上がれば、デベロッパーの利益も増えます。

デベロッパーはどうせなら高く売れる時期に住宅を販売したいと考えているので、この時期に一気に売り出すのです。

2015年9月に三井不動産レジデンシャルがミッドタウンの裏手に「パークコート赤坂檜町ザ タワー」を売り出しましたが、最高価格の部屋は15億円と言われています。

パークコート赤坂檜町ザ タワー

現在、キャンセル住戸で150.50㎡の部屋が7億1000万円で売りだされています。(平米単価471万円/坪単価1556万円)

もし、このタワーマンションを今年(2016年)売り出していたら、これほどの価格にはならなかったと思われます。

2015年は日経平均株価が2万円台を突破し、日本経済にまだまだ勢いがありました。

だからこそ、15億円のようなバブル価格でも売れてしまったのでしょう。

でも、景気が悪い時なら、こんな価格で買う人はいません。

だからこそ、景気が悪い時期は住宅供給数も減ります。

買う人も少ないですし、高く売れないですから。

住宅価格はいつまで上がるのか?

多くの人は住宅価格はオリンピックの2020年までは上昇か現状維持、オリンピック後に徐々に下がっていくと考えています。

だから、オリンピック後に買った方がいいと考えている人もいます。

しかし、今年(2016年)から徐々に住宅の売れ行きが鈍ってきているので、オリンピック前に住宅バブルが崩壊するという声もあります。

実際、住宅価格は2016年中も上がり続けています。坪単価はどんどん上がります。

しかし、高くなると買える人も減っていくので、売れ行きは徐々に鈍ります。

2016年度中に販売される住宅価格と売れ行きに注目することで、今後の住宅価格がさらに上がるのか、ここをピークに緩やかに落ちるのかが見えてくるでしょう。

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