もはや不動産は投資にはならない!?不動産は買うより賃貸にすべき

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先日、話がやたらと面白い60歳過ぎの経営者の方とお話する機会があったので、「不動産は買うべきか?賃貸にすべきか?」と試しに聞いてみたんです。

すると、案の定というか、非常に面白いお話を聞かせてもらいました。

あくまで、このおじいちゃん経営者の考えですが、シェアしたいと思います。

その昔、不動産は確実に儲かる投資対象だった

今の時代、昔と違って若いうちにマンションや一戸建ての不動産を買うと、将来損をする可能性が高い。

なぜなら、今の日本ではもはや不動産は投資にはならないから。

確かに、不動産を買えば儲かる投資となる時代はあった。

というのも、物件の購入価格とローンの金利を合わせたよりも、土地が値上がりしたから。

実際、日本ではバブル崩壊(80年代後半〜90年代初頭)までの40年間ほど土地の値段は上がり続けた。

その時代は、土地は株などよりも確実な投資対象だった。

確実に値上がりするから、借金を背負っても投資した方が儲かる。

だから、多くの人が住宅ローンという名の膨大な借金をしてでもマイホームを買った。

でも、それはもう過去の話。

バブル崩壊とともに、マイホーム神話も崩壊して、今は株よりも危険な商品となった。

さらに、今の時代は昔よりも不確実性の高い時代なので、昔と違って30年後なんて誰も予測できない。

先が読みに行く時代なのだから、背負うリスクは少なくすべき。

こんな時代に、30年ものローンを背負うのはリスクが大きすぎる。

マイホームが国民共通の夢となったのは戦後から

戦前の日本では賃貸で暮らす人が多かった。

しかし、戦後の日本では、国策として不動産業界という大きなお金が動く産業を成長させて、日本を大きく成長させたいという狙いがあった。

そのため、国が後押しする形で国民みんなが不動産投資に参加した。

住宅ローンを組んでマイホームを購入した。

憧れのマイホームを買うには自営業者よりもサラリーマンの方が銀行ローンを組みやすい。

そのため、サラリーマンが憧れの職業となった。

サラリーマンの増加と共に、マイホームを買う人も増加した。

こうして、戦後の日本ではマイホームが国民共通の夢となった。

土地の価格は上がり続けない、いつかは下がる

戦後の日本では、多くの人が土地は上がり続けるものと思っていた。

まさか、下がるとは思わなかった。

しかし、ねずみ講と同じで、土地が上がり続けるという公式はいつかは破綻するもの。

そして、バブル崩壊とともにこの公式も破綻した。

住宅ローンでマイホームを買うのは株の信用取引と同じ仕組み

200万円しか手元に持ってないのに、400万円を借りて、600万円分の取引をすることを株の信用取引と言う。(200万円を保証金にして実際に持っている以上の金額で株の取引をする。)

FX取引のレバレッジ○○倍も同じ仕組み。

多くの人は借金してまで株式投資や為替取引なんてしたくないと思うはず。

住宅ローンでマイホームを買うのも、これと同じ仕組みなのに、なぜかマイホームとなるとみんな投資してしまう。

500万円を頭金にして3000万円の物件を買うということは、総額に対する頭金の保証金率が16%ほどなので、株の信用取引よりもリスクはずっと大きくなるはずなのに・・・。

●株の信用取引の保証金率
200万円 ÷ 600万円 × 100= 33.3%

●住宅ローンでマイホーム購入の保証金率
500万円 ÷ 3000万円 × 100= 16.6%

仮に、マイホームを買うとしても、老後に住宅ローンを組まずに現金で買うべき。

よくある不動産屋のセールストーク

  • 購入すれば賃貸と違って家が残ります
  • 同じ額を払うなら、賃貸よりも住宅ローンの方がお得
  • 金利が低い今のうちに長期ローンを組んだ方がいい
  • 購入すれば同じ金額で賃貸よりもずっといいところに住める
  • 老後の安心を買うって考えると、すごく安い買い物
  • 値上がりした時に売れば、もっといいところに住むことだって可能
  • 若い独身女性のマンション購入って今はトレンド
  • 独身の人は単身用の物件を買っておいて、結婚したら売ればいい
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