購入後も安心して住める「一戸建て」の見極め方、家ができる過程とアフターサービスを知る

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夢のマイホーム「一戸建て」ですが、すでに完成して出来上がった家だけを見るのではなく、設計や施工、アフターサービスまでトータルでチェックして初めて安心して住める家となります。

今回は購入後も安心して住める「一戸建て」の見極め方について説明します。

家ができる過程を知る

すでに建物が完成した新築一戸建てを見ても、ひと目で分かるのは床や壁、天井などの表から見える部分だけです。

設計や施工の状態などに関しては、表からはほとんど見えません。

完成品だけを見て判断するのではなく、一戸建てができるまでを知ることが重要です。

そういう意味では、食べ物と同じです。

食べ物の安全を確保するには、どこで誰がどのように作っているかをチェックする必要があります。

住宅もそれと一緒です。

一戸建てができるまでには、以下の3つのステップを踏みます。

(1)土地の仕入れ

建売住宅の場合、売り主が道路の状態や向きなどの立地条件や地盤などを確認して購入します。

注文住宅を立てる場合は個人で土地を買います。

(2)設計

行政または民間の確認検査機関に設計図を提出し、関連法規に違反していないかチェックされます。

2007年の法改正で建物の品質が一定以上に保たれる仕組みが強化されています。

(3)施工・竣工

建物の土台となる部分を鉄筋とコンクリートで造る「基礎工事」、建築物の骨組み等主要な構造部分を造る「躯体(くたい)工事」、そして内装工事へと設計図に沿って工事が進みます。

建物が完成したら、関連法規に適合しているか完了検査も行われます。

購入後のアフターサービスを知る

一戸建てを購入した時点で売り主とは関係がなくということはありません。

建設会社によって内容は様々ですが、入居後も不具合や設備の破損があれば、アフターサービスで相談や補修などの対応をしてくれます。

アフターサービス専門部署を設けている会社もあれば、販売時の担当者が販売後もあれこれと面倒をみてくれるケースなど様々です。

住宅瑕疵(かし)担保履行法

2009年10月から住宅瑕疵担保履行法が施行され、仮に売り主が倒産しても保険会社から保険金が支払われることとなりました。

もともと、2000年の住宅品質確保促進法(品確法)により売り主による10年間の瑕疵担保保証が義務化されていました。

瑕疵(かし)とは「欠陥、キズ」という意味です。

瑕疵担保保証とは引き渡し後に構造上の欠陥や雨漏りなどが発覚した場合、無償で補修したり、損害賠償に応じなければならないという保証です。

これに加え、2009年の住宅瑕疵担保履行法で売り主の倒産後も保証されることが加わったのです。

住宅という人生で一番高い買い物を安心してできる環境が日々整えられています。

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